濱海一路にある歴史建築「新濱町一丁目連棟紅磚街屋(リェンドンホンジュアンジェウ―)」は日本統治時代中期(西元1933年)に建てられました。外壁は清水赤煉瓦で構成され、屋根は煉瓦模様で太陽を型どったような丸みを帯びたパラペットがあり、これは高雄市哈瑪星歴史市街に僅かに残った日本統治時代の市街地域建築です。昭和時代の市街建築の特色もみられ、旧新濱町の歴史的な栄華を物語っています。
2016年7月から「歴史現場再建造」─「興濱計画」は中央政府の文化部による決定後、高雄市政府文化局は直ちに哈瑪星集落の重要文化資産の修復、保存、再利用等の作業を始め、歴史建築「新濱町一丁目連棟紅磚街屋」として本計画の起点となる企画しました。ワークステーションを設立し、哈瑪星の山、港、鉄道、町の四大歴史テーマを繋げ、本計画の成功に導きます。
「興濱ワークステーション」は2017年4月22日から正式にオープンしており、関係者でなくとも「興濱計画」に関心を持つ人々を歓迎しています。こちらで相談や交流をし、一般の人々の理解を得て「興濱計画」を支援していただけることを目指しています。地元の人々に哈瑪星の歷史を知っていただき、共感を得た上で政府と共に哈瑪星の継続的な発展をさせていきたいと思っています。地元の団体や教育機関との連携を通し、公私共に協力して哈瑪星地域の存在を知ってもらうために広報活動を行い、快適な市民生活と産業の回復にも繋がることを目指しています。地元の人々の参加により地元意識が高まり、継続的な発展の地盤を固めます。